2025年もすごかったVaundy
わさきちが愛してやまない天才シンガーソングライター、Vaundy。
作詞・作曲・編曲はもちろんのこと、MVの映像監督、CDアートワーク(写真・イラスト)制作、グッズデザインなどマルチにこなす彼はミュージシャンというよりクリエイターです。
そんなVaundyの今年の活躍と、彼が今年リリースした曲の中でわさきちがいちばん聴いた曲について書きたいと思います。
(↓「ずっとラブソング」のMVはVaundyが監督やってます)
(↓Vaundyが描いたイラストがCDジャケットになってます)
今年も活躍がすごかったVaundy
2025年のVaundy史はアリーナツアーで始まりました。1月18日と19日のライブでは、さいたまスーパーアリーナ史上最多の観客動員数(2日間でなんと76,000人!)を記録しました 。

5月から6月にかけてはTBSの「CDTVライブ!ライブ!」に5週連続で出演。第1週〜第4週はロンドンから中継で出演し、最終週では”Vaundyフェス”として11曲も、しかも全部フルサイズで披露しました。
地上波のテレビでこんなのできるんすか!?TBSありがとう。
7月からはホールツアーが始まりました。全国13都市28公演を巡るツアー。わさきちは最初と最後の公演を観に行きました。

フェスにも多数出演。12月5日にはVaundy初の海外フェス、香港の「Clockenflap Music & Arts Festival 2025」に出演しました。
TBSの「情熱大陸」にも出演し、2夜連続で密着ドキュメンタリーが放送されました。
NHK「18祭(フェス)」のアーティストにも選ばれ、さらに大晦日の紅白歌合戦への出演も決まっています。
Vaundy、曲を出しすぎてる
今年のはじめ、VaundyはXでこんなことを言っていました。
— Vaundy (@vaundy_engawa) 2025年2月16日
そして、Vaundyが今年リリースした曲がこちらです。
- 走れSAKAMOTO(1/12)
- Somebody help us(2/16)
- 人生はミックスナッツの組み合わせ(3/26)
- 僕にはどうしてわかるんだろう(4/25)
- まじで、サヨナラべぃべぃ(5/9)
- pained(6/18)
- 再会(7/13)
- ずっとラブソング(8/27)
- 忘れる前に(9/30)
- 偉生人(10/29)
- 軌跡(11/26)
- 呼び声(12/24)
まじでやりました。こんだけ曲数あればもうアルバム出せます。
これで12曲目
— Vaundy (@vaundy_engawa) 2025年12月23日
締めくくりは呼び声でした
さあ年末ぶっ飛ばすぞー https://t.co/V7byPt4ehG
しかもどの曲もテイストが全然違って、新曲をリリースするたびに「オレはこんな曲も書けるんだよ」と言わんばかりにアーティストとしての幅を見せてきます。
『軌跡』にいたってはボーカル無しのオーケストラ楽曲。Vaundyにとっても初めての挑戦だったそうですが、完成度高すぎです。恐ろしい。
わさきちがいちばん聴いた曲
AppleMusicの統計によると、私が今年聴いた曲トップ5は……

ということで、1位は『まじで、サヨナラべぃべぃ』。そして1位から5位まで全部、Vaundyが今年出した曲でした。
ここからは、『まじで、サヨナラべぃべぃ』の良さについてちょっとだけ書かせてください。
まじで、サヨナラべぃべぃ
まじで、いい曲。
この曲は、『万引き家族』で有名な是枝監督が全編iPhone 16 Proで撮影した短編映画『ラストシーン』の主題歌として、Vaundyが書き下ろした楽曲です。
『ラストシーン』は、脚本家の倉田(仲野太賀)のもとに、50年後の未来からタイムトラベルしてきた女性・由比(福地桃子)が現れ、執筆中のドラマのラストシーンを書き直してほしいと頼むところから始まる物語です。そのドラマの脚本が原因で未来ではテレビドラマという文化そのものが失われてしまったと知った倉田は、未来を変えるために由比と共に脚本の書き直しに挑みます。「未来に何を残すべきか」「変えるべきものとは何か」というテーマを描いた、切なくも温かいラブストーリーです。
Vaundyの『まじで、サヨナラべぃべぃ』は、この『ラストシーン』の主題歌として聴くと、その良さがよりはっきり伝わってくる曲だと思います。一言で言うと、この曲は「ちゃんと別れきれない瞬間」をすごく上手く音楽にしている。
タイトルだけ見ると、かなり軽いですよね。「まじで、サヨナラべぃべぃ」なんて、冗談っぽくも聞こえる。でも実際に聴いてみると、明るくてノれるのに、どこか気持ちが落ち着かない。前向きなようで、心の奥ではまだ整理がついていない感じがずっと残るんです。
それが『ラストシーン』の物語ともよく重なっていて、未来を変えようとしながらも、過去や今の感情を簡単には手放せない登場人物たちの心情とリンクして聴こえます。メロディはキャッチーなのに、終わり方はスッキリしない。その中途半端さが、人が何かと「サヨナラ」するときのリアルさに近い。
この曲は、別れを美化もしないし、完全に乗り越えたふりもしない。ただ「今はまだこんな気持ちだよ」と、そのまま差し出してくる感じがします。だからこそ、映画を観たあとに流れると、物語の余韻をそっと受け止めてくれる主題歌として、とても印象に残るんだと思います。
おわりに
今回は、今年のVaundyの活躍と、私が今年いちばん聴いた曲『まじで、サヨナラべぃべぃ』について紹介しました。軽やかな言葉の裏にある感情を、音楽そのもので表現できるのは、やはりVaundyならではだと改めて感じます。
まだ紅白歌合戦を見届けないと今年は終われませんし、来年は2月から4大ドームツアーも控えています。これからどんな作品を届けてくれるのか、ますます楽しみです。
今年の“推し本”まとめ その2
前回に引き続き、私が今年読んだ本の中から、特に心に残った“推し本”を紹介します。
『向日葵の咲かない夏』道尾秀介

主人公は小学4年生のミチオ。夏休みを迎える終業式の日、ミチオは先生に頼まれ、欠席していたS君の家にプリントを届けに行きます。すると、そこでS君が首を吊って死んでいるのを発見します。ミチオはすぐに学校に戻り、このことを先生に知らせますが、先生と警察が現場に向かったときには、S君の死体は消えて無くなっていました。しかしその一週間後、S君はあるものに姿を変えてミチオの前に現れ、「僕は殺されたんだ」と言ってきます。ミチオは妹のミカとともに、S君の無念を晴らすため、事件の真相を追い始めます。
S君が小さくて可愛らしい姿に生まれ変わって帰ってくるので、ファンタジー系の物語なのかなあ、と思って読んでたら腰抜かしました。 大大大どんでん返しがきます。初めて読んだとき、驚きを通り越して「きっしょww」ってなりました。
強烈な読書体験を味わいたい人はぜひ。
『C線上のアリア』湊かなえ

主人公の美佐は中学生のときに両親を交通事故で失い、叔母の弥生さんに引き取られ、高校三年間を山間部の田舎で過ごしました。大人になった美佐は結婚して故郷を離れていましたが、叔母に認知症の症状が出ていると役場から連絡を受け、二十数年ぶりに故郷を訪れます。かつて美しく丁寧に暮らしていたはずの弥生さんの家は、ゴミ屋敷のように荒れ果てていました。美佐は片付けを進めていきますが、その過程で開かずの金庫や、美佐が当時の恋人に借りていた本を発見し、叔母や自分自身の過去に関わる秘密が少しずつ明らかになっていきます。
この作品、介護や認知症みたいな現実的なテーマを扱っているので、けっこう心をえぐってきます。メンタル弱ってる時は読まない方がいいです。義母が、自分を介護してくれている義理の娘に対して「この、泥棒が!」と罵る場面は、読んでいて胸が苦しくなりました。
ミステリー要素はありつつも、家族との関係や、過去をどう受け止めるかについて考えさせられる良い作品です。
おわりに
「今年の“推し本”まとめ」として、心に残った本を「その1」「その2」合わせて4冊紹介しました。(4分の3ミステリーなのは偏食の表れ)
万人におすすめできるジャンルではないという理由から今回は除外しましたが、私の大好物はホラー小説なので、また機会があれば「ホラー編」としてまとめて書きたいです。
今年の“推し本”まとめ その1
私は生粋の読書家……ではありませんが、通学時間など暇があればすぐKindleを開く習性があるので、今年もそれなりに本を読みました(35冊くらい)。
その中から、特に心に残った“推し本”を何冊か紹介します。
文学賞の受賞作品など超有名な本ばかりなので私が紹介するまでもないですが、自分がどこに心をつかまれたのかは記録しておきたいし、誰かの“次の一冊”のヒントになったらいいな、という気持ちで書いています。
『一次元の挿し木』松下龍之介

主人公は大学院で遺伝人類学を学ぶ青年、七瀬
この時点でもう完全に物語のペースに乗せられてしまって、読み進める手が止まらなくなります。 ループクンド湖の呪いや、一致したDNAの謎、悠の父が経営する製薬会社の闇、謎の宗教団体「樹木の会」の存在など、謎が次から次へと散りばめられるので、中だるみなんてものは無いし、衝撃的な事実が死角から飛び込んできたりして、息つく暇もありません。
ミステリーが好きな人はもちろん、科学と倫理の話が好きな人にも刺さる一冊だと思います。
『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬

物語は、国産SUV"ブレイクショット"が作られるところから始まって、その車が人から人へと渡っていく中で、持ち主となる人たちの人生が次々に描かれていきます。登場するのは、自動車工場で働く人、投資・マネーゲームの世界に身を置く人、アフリカの少年兵、特殊詐欺の親玉、サッカーで世界を目指す少年、社会の中でうまく立ち回れずにいる人など、本当に立場も価値観もばらばらな人たちばかりです。
一台の車を通して、日本社会の格差や不安、うまくいかなさみたいなものが静かに浮かび上がってきます。派手な展開が続くわけではないのに、不思議と引き込まれてしまう。読み終わる頃には、個々の人生は断片的なのに、全部がどこかでつながっているような感覚が残っていて、しばらく余韻に浸ってしまいました。
インプ稼ぎがはびこる廃れたSNSや投資詐欺、LGBTQをめぐる問題、所得格差など、陰鬱なテーマをリアルに描きながらも、どこか前向きな気持ちになれる、そんな希望を感じさせてくれる一冊です。
おわりに
今回は「今年の“推し本”まとめ その1」として2冊しか紹介できませんでしたが、まだまだ紹介したい本はあるので、また時間が取れたら「その2」も書きたいなと思っています。
あなたの知らない仏像の世界
この記事はみす56代 Advent Calendar 2023の20日目の記事です。
はじめに
初めまして、MIS.W56代のわさ吉です。
みなさん、仏像はお好きですか?
近年では、仏教徒でなくても「仏像が好き」という人も珍しくありません。私もその「仏像好き」の一人です。
仏像に興味がない人にとっては、どの仏像も同じように見えるかもしれません。しかし、仏像には一体一体違いがあります。会社のような組織や地位もあります。
この記事では、そんな仏像のことを少しだけ紹介できたらと思います。
一応断っておくと、イエス・キリストの生誕を祝う日が間近に迫るこの時期に仏教関連の記事をぶつけることに、宗教的な意図はありません。
仏像のモデルって誰?
仏像のモデルが誰かは、さすがに多くの人が知っているはず。そう、お釈迦様です。
すべてではありませんが、ほとんどの仏像が、仏教の開祖である釈迦をモデルにしています。
世界史を勉強した人なら、釈迦の本名「ゴータマ・シッダールタ」を覚えましたよね?
釈迦が母親の右脇の下から生まれたなんて逸話も有名です。信じる信じないは別として、面白い話ですよね。
お釈迦様の特徴
釈迦がどんな人だったのかという特徴32個を表す「三十二相(さんじゅうにそう)」と、それをさらに詳しくした「八十種好(はちじっしゅこう)」というものがあります。有名なので言うと、髪の毛がぐるぐるに巻かれた螺髪(らほつ)とかもこのひとつです。
なにかと人間離れした特徴が多いのですが、その中でも私が面白いと思ったものを3つ紹介します。
大直身相(だいじきしんそう)
身体が整っていて大きい。約4.8mもあるそう。デカい。
大舌相(だいぜつそう)
舌が柔らかく、顔全体を覆うことができるほど大きい。これはびっくり。
手足指縵網相(しゅそくしまんもうそう)
手足の指の間に水かきのような金色の膜がある。すべての人々を漏れなく救うためらしい。

仏像の階層
仏像は大きく分けて4種類あり、位の高い方から順に「如来(にょらい)」、「菩薩(ぼさつ)」、「明王(みょうおう)」、「天(てん)」となります。

筆者が好きな仏像
私が推している仏像を1つだけ紹介します。「降三世明王(ごうざんぜみょうおう)」です。

個人的な推しポイントは、降三世明王に踏んづけられている人(?)たちです。
この人たちの正体は、ヒンドゥー教の最高神シヴァとその妻パールヴァティーです。シヴァとパールヴァティーが仏教の教えに従おうとしなかったために、降三世明王が倒したんだそう。
この2人(2柱)の表情がなんとも言えず愛くるしいんです。
おわりに
なんか仏像に詳しい人みたいな感じでいろいろとお話してきましたが、私も実際に仏像を見に行ったことは数えるほどしかありません。
いつか奈良国立博物館の「なら仏像館」とか行ってみたいです。
皆さんも是非、仏像に会いに行ってみてください。
